【12/6】第18回ステンレス協会賞　優秀賞を受賞いたしました。

令和元年12月4日　東京　鉄鋼会館においてステンレス協会賞　優秀賞を受賞いたしました。

受賞作品は
　建築家　古森弘一　作　　【福岡県弁護士会館　外壁＆内壁　ステンレスパネル】です。

・ステンレスの可能性を広げる作品となったことが応募の理由です。　まず第一に意匠デザインという本来ステンレスが持つ素晴らしい特徴を生かすため、鋼種という機能と融合し、単純な意匠デザインではなく、機能を兼ね備えた意匠デザインをステンレスで確立したことです。　外部には高耐食NSSC220Mを使用し、内部には美しい白銀の輝きを持つWhite Stainless Steel（NSSC　FW2)を使用して、外部の剛健さと内部の柔らかさを表現しています。　　意匠デザインは建築家のイメージである福岡の博多の伝統をオマージュしたテクスチャーで、且つ建物壁面全体で意匠を表現するという試みを実現しています。　均質で防眩性に優れたバフミラーをベースに不均質なデザインを形成する2種類の新しいデザイン研磨を施し、ステンレス発祥のバフ技術と最先端の不均質研磨仕上げのコントラストで博多献上柄をオマージュした美しい福岡の伝統をステンレス鋼で表現できたことが新しい表現の可能性につながりました。